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2017.11.10

ボズ・バレルのこのベースがレアでないすか?

2006年に亡くなったボズ・バレルはクリムゾンのベースというより世間一般にはバッド・カンパニーのベースの人という印象の方が強いかと思うのですが、このバッド・カンパニー時代、ボズは結構レアなベースを使用していたことでも知られていました。フェンダーのジャズ・ベース、プレシジョン・ベースはもちろんの事、アンペッグのAMB-1フレットレス・ベース(ザ・バンドのリック・ダンコも使用していました)、LAKLAND 55-02といった通好みな一品やバッド・カンパニー後期にはレオ・フェンダーが設立したミュージック・マンのスティングレイ・ベースも使用していました。
まぁ、写真が少なかったせいもあるのですが、キング・クリムゾン在籍時のボズはフェンダー、ジャズ・ベースを使っていたと思っていましたが、なんじゃ、こりゃ? シェイプはジャズ・ベースなのですが、フロント・ピックアップがギブソンのEB-3なんかに搭載されている銀のカバーがついたハムバッキング・タイプがついた妙なベースでした。通常のジャズ・ベースに無理やりピックアップを追加した感じです。しかもヴォリューム/トーン・コントロールが6個(通常のジャズ・ベースはそれぞれのピックアップ用のヴォリューム計2個と共通のトーン・コントロールが1個の計3個)ついており、普通に考えれば3個のピックアップそれぞれにヴォリュームとトーン・コントロールが独立してついているみたいですね。大音量期のクリムゾンだったので、より粘りとコシの強いトーンが出るハムバッキング・タイプを追加したというところでしょうか?
写真がイマイチ鮮明ではなくヘッド部分のメーカー名(明らかにフェンダーのロゴ位置と違うところに文字があるしねぇ・・・)が読めないのですが、明らかに珍品! 『セーラーズ・テールズ』のブックレットを見ると1971年ツアー時は普通のジャズ・ベース・タイプを使用しているのですが、このボックスの肝となっている『アースバウンド』期の1972年2月から4月ツアーの写真ではこの変則ピックアップ構成+6ノブのジャズ・ベースもどきを使っています。
どうも、色味とかは違う感じなのですが同じベースを改造したようにも見受けられます。色も塗り直したんでしょうかねぇ?
1971年と1972年のサウンドの変化は人間関係の変化が大きな要因となっていますが、楽器の変化というのもあったのかもしれませんね。解明できないのはちょっと悔しいので調べてみたいと思います。