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2017.11.02

BOXシリーズ第7弾『セイラーズ・テールズ』

公式の発表はなされていませんが、『クリムゾン・キングの宮殿』ボックスからスタートした40thアニヴァーサリー・ボックス・シリーズは今回の『セイラーズ・テールズ』で完結となるかもしれません。
 『セイラーズ・テールズ』の次は、既に音源リサーチ、資料集め等が始まっている『クリムゾン・キングの宮殿』の50アニヴァーサリーになる可能性があります。ツアーも好調、そしていよいよデビュー50周年を迎えようとしているキング・クリムゾン、そこに向かっての今回の『セイラーズ・テールズ』は充実した内容になっています。内容をかいつまんでご紹介しましょう。

ポイント1:過去最大のヴォリュームを誇るBlu-Ray音源!

 今回のボックスのメインとなっているのは、タイトルからも判るようにアルバム『アイランズ』期のライヴ音源がメインとなっていますが、『クリムゾン・キングの宮殿』ボックスと『太陽と戦慄』ボックスを繋ぐものという位置付けにあるため、『ポセイドンのめざめ』、『リザード』も収録されています。両アルバムは制作後ライヴやツアーが行われなかったため、ライヴ音源の収録はありませんが、2枚組の40thアニヴァーサリー・シリーズでは実現しなかったBlu-Ray音源を初収録。このBlu-Rayフォーマットは現状、単発発売予定がないため、このボックスのみ収録となります。(『アイランズ』、『アースバウンド』もボックスではBlu-Ray版を収録)時代のニーズを反映しBlu-Rayフォーマットでの収録が過去最大になっています。

ポイント2:1971-1972ツアーを俯瞰したボックスだからこそ分かるサウンドの変化!

 クリムゾン史上最大の問題作といえるライヴ・アルバム『アースバウンド』を生んだ1971-1972ツアー。アルバム『アイランズ』発表に前後して行われたこのツアーはサウンドボード録音のカセット音源、オーディエンス音源数多くの音源が残されていますが、ピート・シンフィールドがサウンドを担当していた1971年と彼がいなくなった後の1972年ツアーではサウンドが大きく異なります。1971年ツアーからはアイランズ・クリムゾン誕生の瞬間である1971年4月のドイツ、フランクフルト、ZOOMクラブ4公演全てと8月10日のロンドン、マーキー・クラブ公演を収録。プログレ・バンド然とした演奏を集めています。反対に、バンドが崩壊していたもののツアー契約を消化するために行われ、『アースバウンド』を生んだ1972年ツアー音源は、クリムゾン史上最も荒っぽいドライヴィング・サウンドが炸裂する強烈なパフォーマンスを収録。2月11日ウイルミントン、から3月12日デンバー、サミット・スタジオに於けるスタジオ・ライヴまで8公演を収録。内2公演、2月12日ニューヨーク、アカデミー・オブ・ミュージックのアーリー・ショウ、レイト・ショウのサウンドボード音源はこのボックスで初登場となります。
 また、ボーナスCDと称したDisc25から27にはアイランズ・クリムゾンのオーディション、ツアー・リハーサルの音源、収録場所・日時が特定できない謎の公演音源等従来のボックス以上にレアな音源を収録しています。
 また、今回はBlu-Ray部分が大幅に拡張されている関係で容量が空いているものですから、CDと重複するのもなんのその、空いている部分にこれでもかとライヴ音源をぶちこんでいます。

ポイント3:まさかのハイレゾもあります『アースバウンド』拡張版!

 40thアニヴァーサリー・シリーズにまさかこれは入らないだろうと言われていた『アースバウンド』。フリップ翁、ついにやっちゃいました! 頑なに発売を拒否していた2000年代の初め頃を知るファンの皆様におかれましては複雑な心境かと思いますが、ま、それはそれとして、楽しんでいきましょう!
 まずCD版のほうは現行の5曲ヴァージョンから8曲ヴァージョンに拡大!3月8日ミルゥーキー公演の「冷たい街の情景」、「フォーメンテラ・レディ」、2月27日の「サーカス」が追加されました。オリジナル・フォーマットの5曲は2002年版を使用していますが、拡張部分はデイヴィッド・シングルトンによる2017年版新マスターです。Blu-Ray、DVD版の方はCDを更に上回る12曲フォーマットに拡張! 2月27日の「レディース・オブ・ざ・ロード」、3月13日デンバーの「レターズ」を追加した上、オリジナル『アースバウンド』では編集が施されていた「船乗りの話」(2月26日ジャクソンヴィル)、「グルーン」(3月10日ピオリア)をそれぞれ拡張ヴァージョンで収録しています。ちなみにBlu-Ray、DVD版は24/48の高音質ヴァージョンでの収録です。
 ただ、これではBlu-Ray、DVD版ともに容量が大幅に余るため、追加コンテンツとしてアイランズ・クリムゾンのライヴ音源で唯一、マルチトラック・テープが存在している3月12日デンバー、サミット・スタジオでのライヴをステレオ&4chのニュー・ミックスで収録。また、発売当時、デヴィッド・シングトンのフラストレーションのはけ口、クリムゾン版『ビッチェズ・ブリュー』と恐れられた『レディース・オブ・ザ・ロード』収録の「スキッツォイド・メン part1〜11」をハイレゾ音源で初収録。それでもまだ容量が余ったので、恒例の『アースバウンド』オリジナル・アナログ盤板起こし音源も追加しています。

 現状、初出ライヴ音源、Blu-Ray、DVD版のハイレゾ音源等が未着ですが、それでもまとめて聴くとテンション高いです。『ロード・トゥ・レッド』に匹敵する異様なテンションの高さと言えるでしょう。キング・クリムゾン、崩壊寸前になると暴発状態になるみたいですね。印象としてはもうひとつの『レッド』! クリムゾン・ファンが好む要素が満載のボックスとなっています!
発売日等、当ホームページでご確認いただき今しばらくお待ち下さい。今年のボックス、良い感じです!

 また、今は作業最終段階で忙しい、DGM付きのエンジニア、アレックス・ムンディの体が空き次第、この『セイラーズ・テールズ』の聴きどころ、制作秘話を日本用に語ってくれることになっています。こちらも近日、掲載予定ですので是非、発売までこまめにチェックよろしくお願いします!